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トレチノインとハイドロキノン二つを併用して効率的にシミを撃退しよう

タオルで顔を拭いている女性

肌の漂白剤として有名なハイドロキノンとしわの改善にも効果を発揮するトレチノイン。この2つの医薬品を併用して治療を進めるクリニックもいます。併用すると肌に刺激が強く肌荒れをしそうと思ってしまう患者さんもいますが、正しく使用する事で今あるシミを改善させることも期待できます。

トレチノインとはビタミンA誘導体で、血液中にもごくわずかに含まれている成分なのでアレルギー反応もなく安心して使用する事が出来ます。肌再生能力のあるトレチノインは、ハイドロキノンや美白効果があるビタミンCを含んだローションなどと併用して治療することが多いです。

角質の皮膚を剥がして表皮の細胞をどんどん分裂や増殖し、肌のターンオーバーを活性化させます。皮膚の分泌を抑えるためニキビの治療にも使用されます。コラーゲンの分泌を高めて小じわの改善し、表皮の粘液性物質の分泌も高めるので皮膚をみずみずしく保つことも出来るでしょう。

ハイドロキノンはメラニン色素を作らせなくする漂白剤で、メラニン色素を肌の外へ押し出してメラニン色素が新しく出来るのも防ぐ働きがあります。この2つの医薬品を併用して効果のあるシミは、老人性色素斑や炎症性色素沈着、肝斑に効果を発揮します。30歳以降に現れるシミはほとんどが老人性色素斑になります。

有効だが改善されるまでに時間がかかるシミはそばかすや茶色いほくろ、扁平母斑などの生まれつき若しくは思春期に発生したものは効果があっても改善されるまでに時間がかかるでしょう。

逆に全く効果がないのは黒いほくろや生まれつき存在する黒いあざ、老人性ゆうぜいなどの加齢によって出来るイボ。手のシミにも効果はありますが、顔と比較して皮膚の再生に時間がかかり家事をしていると手を洗う回数も多く、その時に薬も洗い流されてしまうので効果を感じないかもしれません。

正しい使用手順としては、洗顔後にまずはビタミンC誘導体ローションを顔全体に塗ってしっかり保湿をしましょう。次にトレチノインをピンポイントで薄く塗ります。塗ってから10~15分経過して、トレチノインが肌にしっかり浸透してから、ハイドロキノンをトレチノインよりも広範囲に塗っていきます。米粒1つ分の量で大丈夫ですが、範囲が広かったりシミの個数が多ければその分調整しましょう。

塗って1時間経過してから、保湿剤と日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めは紫外線吸収剤不使用の肌に優しいものがおすすめです。