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お肌の漂白剤と言われているハイドロキノンでシミを消す効果が期待できる理由

顔をマッサージしている女性

肌の漂白剤として知名度も高いハイドロキノン。イチゴなどの果物やコーヒーなどの飲み物に含まれており、ほとんどのものが配合量2パーセントのものが多いです。濃度が濃ければ即効性があるのか、という訳ではなく動物実験においてハイドロキノン5パーセント配合のクリームを使用したところ発がん性が指摘されたこともあったため、クリニックで出されるものも最大配合量が4パーセントまでになります。

ハイドロキノンの効果はメラニン合成酵素であるチロジナーゼの阻害薬であり、メラニン色素を作るメラノサイトに対して細胞毒性があります。

多くのシミは表皮の深い部分周辺にメラニン色素が沈着しており、この基底層にはメラノサイトというメラニンを作る細胞があります。ハイドロキノンはこのメラノサイトの活性を抑制し、チロシンという物質からメラニンが作られるのをブロックします。ブロックすることで、メラニンを減少させて肌に出来たシミを薄くする効果が期待されていることから、肌の漂白剤と呼ばれています。

使用方法としては1日2回、毎日シミが気になるところに塗ります。もしトレチノインクリームと併用して使用する場合は同時に塗っても問題有りません。塗る前は刺激の少ない洗顔料をたっぷり泡立てて泡でなでるように優しく洗いましょう。

洗い流すときも肌を擦らない様にぬるま湯で優しく洗い流しましょう。洗顔直後に使用すると薬剤が浸透しやすく肌に刺激となってしまう事があるため、洗顔してから20分後に使用するといいでしょう。その間お肌の乾燥が気になる人は化粧水や乳液を塗ってからハイドロキノンを塗っても特に問題はありません。必要に応じて化粧水や乳液を先に使用しましょう。
顔全体に塗るのではなく、シミが気になる部分にだけ米粒1つ分程度とって気になる部分に優しく塗り込む感じで使用します。

使用上の注意点としては、人によっては刺激を感じたりカブレてしまうこともあります。万が一使用していて赤みや強い刺激を感じた場合は使用を中止して医師の元へ行きましょう。強い紫外線を浴びてしまうと逆にシミが濃くなってしまう可能性があるため、ハイドロキノンを使用したら必ずその上から日焼け止めを使用して紫外線対策を行います。

クリニックで処方される場合、2,000円前後で購入する事が出来ますが、これに初診の人は初診料や再診の人は再診料や診察などの金額も加算されます。治療期間はおよそ3か月ほどになります。